【買取情報】侮れない旧iPad Pro　初代iPadPro11インチ

新型のiPad・iPadProが発売されましたが、仕様と価格の面から過去のiPadProにも注目が集まっています。
先日ではSNSで初代iPadPro11インチモデルを推す声がありました。
今回は初代iPadPro11インチに注目した買取情報記事です。

実はまだまだ高性能？A12Xチップ、８コアCPU

まず、旧モデルということで気になるのが性能でしょう。
年々性能が向上する中で、旧式モデルを使うことに不安を覚える事もあるかもしれません。

iPadPro（第３世代）及び初代iPadPro１１インチは１８年発売、四年前のものになります。
搭載CPUはA12X。

最新のM2より数え、１世代前はM1、二世代前のA12Z、そしてA12Xと三世代前のチップ搭載となります。

８コアのCPUで一般的なベンチマークスコアで７１万点※

１コアあたりの性能評価では約1100点
マルチコアによる性能評価は約4700点

数字ではわかりにくい所ですが、後ほど他の機種と比べてみます。

※ベンチマークスコアとは搭載チップの性能を評価するアプリケーションを使い、算出された得点で、性能の指標とするものです。
１機種だけではあまり意味がありませんが、他の機種と比べる形で使われます。
（モバイル機器ではAnTuTuやGeekBenchと言われる物がメジャーです）

先にA12Xの評価性能を紹介しましたが、これに近い性能を持っているのが最新のiPad第10世代に搭載されるA14チップ
iPadAir４にも搭載されています。2つのチップの性能を比較すると以下の様になります。

ほぼ同等という雰囲気です。　A14自体、Appleの中では最新のチップでは有りませんが、無印iPadでは最新の第１０世代で搭載され、無印シリーズでは最高の性能となります。
以上のことから現在においても性能においてA12Xは十分な性能といえます。

これ以前からApple製CPUは高性能で、通常使用においてスコアの差で見られるほどには体感上性能の差を感じる事はあまり有りません。
３Dゲームやクリエイティブ系のアプリ等を重い作業で使用する場合では感じられますが、この場合は最新のProモデルが向いています。

一方で本体の仕様として細かな差があり、実用的な部分で差が出てきます。

機種	セキュリティ	周辺機	スピーカー
iPadPro11インチ（初代）	FeceID	ApplePencil第２世代 Magic Keyboard Smart Keyboard Folio	４スピーカー
iPadAir4	TouchID	ApplePencil第２世代 Magic Keyboard Smart Keyboard Folio	２スピーカー
iPad第10世代	TouchID	ApplePencil第１世代＋アダプター必須 Magic Keyboard	２スピーカー

ApplePencil2対応で4スピーカ−の初代iPadPro11インチも悪くない選択肢だと感じます。
iPad第10世代は見た目に反し周辺機器の対応状況に差がある事から廉価モデルの立ち位置が明確です。

最新モデルは性能を持て余す可能性もあり、豪華仕様のiPadとして初代11インチはコストパフォーマンスが良いのではないでしょうか。

以上の事から、初代iPadPro11インチ注目されていました。

さて、紹介したiPadにはとある共通点があります
それは「外観」です。フレーム形状がそれぞれ以前のモデルに比べ、角が直角になっています。
iPadではホームボタン廃止したモデル以降でこのデザインとなりましたが、１つ弱点を抱えています。

フレームが曲がりやすいという弱点です。
画像では軽微な物でしたが、中にはより反り曲がる事があります。
赤い直線を引いていますが、端が液晶側へ少し曲がっています。

容易に曲がってしまうので、使用される場合は要注意です。　ハードカバー等つけると良いかもしれませんね。

今回言及のある各機種の買取価格をご案内致します。
旧モデルでもいまだ高性能なiPadシリーズ、現在高価買取中です。

文：玉谷