普段はケータイショップ等を利用して機種変更の手続き等の対応を行ってもらう方も多いと思います。
一方で、ケータイショップでは予約や待ち時間が面倒だと感じたりして自分で機種変更や端末の買い替えができれば……と思っている方も居るのでは無いでしょうか。
やってみれば簡単ですが、ケータイショップで回線契約や端末の購入を行っているのに自由に買い替えても大丈夫? SIMカードは使える? と不安になるかもしれません。
正しく対応を行えば個人でも機種変や契約の変更は可能です。
端末とSIMカードの関係
SIMカードとiPhoneやエクスペリアといったスマートフォンの端末とはそれぞれ切り離して考えると良いでしょう。
端末を買い替えるだけ(回線契約を変更しない)場合、新しい端末を用意した後は古い端末からSIMカードを差し替えるだけで大丈夫です。
逆に回線を変えた場合は古いSIMカードと交換する形で端末に挿入します。
データの引き継ぎ作業は必要ですが、重要なのはSIMカード(回線)とスマホ(端末単体)は別々の物だと言うことです。
SIMカード:回線を利用するための物で、回線の料金はSIMカードの利用で発生しているイメージです。
端末:分割購入では月の回線支払いと合わさり混乱してしまいますが、言うなればローンで端末を購入している形です。
いちおう注意すべき点としてはSIMカードの互換性の問題です。
スマホ市場の傾向で主流のSIMカードのタイプはナノSIMです。最近では互換にほぼ問題は無いと思いますが、SIMカードの種類によっては大きさという物理的な問題で挿入出来ない場合が稀に有ります。
古い端末の分割払いは残ってない?
物としてのSIMカードやスマートフォンは交換する事も簡単です。
注意する点としては契約状況も抑えておくと良いでしょう。
回線を変更する場合、近年では違約金等が必要ない場合が多く、変更手数料が無い場合も少なくありません。
確認にはキャリアのwebサービス等でプランについて確認出来る様になっているのが一般的です。
オンライン手続きが可能なサービスも増えている為、移行先ふくめ一度確認しておくと良いでしょう。
端末については注意が必要です。買い替えた後も分割払いの残金がある場合は当然支払う必要があります。
仮に支払いが滞るとキャリアでの回線使用できない状態(赤ロム)となってしまいます。
買い替えるタイミングで残金がある場合、残りを一括で精算してしまう方法もあり、この時に古い端末を売却して支払いへ当てるという方法もあります。
逆に言えば、端末の残金は購入代金のため、契約の縛りというわけではないと言うことです。
ただし、注意点として最近ではケータイショップのキャンペーンで【実質】といった表記とともに格安でスマホと回線契約を行なっている場合があり、コチラの方法で購入した場合は契約に従って返却等の対応を行う必要があります。
特に、二年間使用後に返却するタイプでは端末を返す事になるため、安易に売却等を行うと損をするリスクがあります。
端末と回線料金を混同させてしまい、回線を切り替えれば支払わなくて良いと勘違いしない様に気をつけて下さい。
SIMフリーとSIMロック
SIMフリーやSIMロックは聞き馴染みが有る方も多いと思います。
近年では販売される段階でのSIMフリー化も進んでおり、iPhoneでは13シリーズよりSIMフリーでの販売が基本となりました。iPhone12以前の端末ではSIMロックが未解除の端末である可能性が少なからず有ります。
SIMロックとは端末を販売する時、ケータイショップがキャリア(ドコモやソフトバンク、AU等)の自社SIMカード以外を利用出来ないように制限してる状態を指し、目的としては購入者に長期間の契約を続けてもらう為の戦略です。
SIMフリーは一転してロックが解除去れている状態で、購入キャリア以外のSIMでも利用が可能な状態を指します。
SIMロックのある端末のロック解除には購入キャリアのショップで行ってもらう他、キャリアのWebマイページ等でオンライン手続きを行う方法があります。
SIMロックの確認と解除方法
SIMロックの有無を確認する場合、iPhoneは「設定アプリ」→「一般」→「情報」で確認出来ます。
SIMロックについての項目が表示されない場合や端末キャリアが不明な場合はIMEIを利用してどのキャリアかの判定を調べる事が可能で、キャリアが確認できればキャリアのwebサービスを利用してSIMロックの解除手続きなどをすすめると良いでしょう。
購入したケータイショップでSIMロックの解除が可能ですが、webサービスからSIMロックの解除を自身で行う場合は手数料がかからないのでオススメです。
細かい手順についてはサービスの形式の変更などが行われるため、ここでは割愛しますが、キャリアのwebサービスアカウントのマイページ等から手続きを行う流れが一般的なので一度確認してみると良いでしょう。
まとめ
ケータイショップで購入、回線契約をしている場合でも、基本的に好きな時に端末や回線の切り替えは可能。
スマホ(端末)とSIMカード(回線)はそれぞれ別の物として費用が発生している。
オンライン手続きを利用することでケータイショップへ行かなくても個人で手続きが可能。
端末のみ変更(機種変)する場合はSIMを差し替えるだけで回線は使え、回線を切り替える場合はSIMロックに注意。
機種変更前の端末を分割購入している場合は、その残金の支払いプランを検討しておく必要があります。
【実質】系のキャンペーンを利用している場合は注意が必要です。
要点を抑えてしまって、思い切って春の新生活に向けて機種変更や回線プランの変更をしてみても良いかもしれませんね。
買取り情報
気になる機種があると機種変更をしたくなる事もあるかもしれません。
古い端末を下取り等のサービスを活用し、より経済的に新しい端末へ以降する事ができます。
当店はiPhone等Apple製品の買取りを行っている為、iPhoneでの機種変更を考えている場合は是非ご検討下さい。
iPhone12mini SIMフリー
64GB 【美品】〜35,000円 【使用感】〜31,000円
128GB 【美品】〜38,000円 【使用感】〜34,000円
256GB 【美品】〜42,000円 【使用感】〜38,000円
iPhone13mini SIMフリー
128GB 【美品】〜68,000円 【使用感】〜63,000円
256GB 【美品】〜76,000円 【使用感】〜71,000円
512GB 【美品】〜88,000円 【使用感】〜83,000円
文:玉谷