スマホやタブレットのシステム(OS)は定期的に更新(アップデート)が行われています。
iPhoneでiOSのバージョンアップが定期的に行われています。
androidではandroid自体のバージョンアップの他にその端末のメーカー製のOSバージョンアップがあります。
基本的にはOSのアップデートは提供された時点でインストールし、バージョンアップを行うのがオススメです。
基本的にはアップデートは提供が始まると端末の設定アプリからアップデートが行える様になっていますが、何らかの原因で正常にアップデートが完了出来ない場合があります。
正常にアップデートが出来ない時の解決法
OSのアップデートはアップデートの条件を満たしている必要がありますが、問題無いにもかかわらず何らかの原因でアップデートが実行されない事があります。
その時の対処法としてはいくつかの手段があり、それぞれ状況にあわせて行って下さい。
利用するデータ通信の設定
アップデートにはまず、システムデータのダウンロードが必要となります。
iOS15→iOS16といった大きなバージョンアップのタイミングではデータ量も多くなる傾向があり、モバイルデータ通信や電波状況ではなかなかダウンロードが進まずアップデートが出来ないという事も起こりえます。
あまりにもダウンロードやアップデートの進行が遅い場合は通信状況を一度確認すると良いかもしれません。
充電残量を上げる
まず考えられる事が充電残量の問題。
自動的にアップデートが行われる時、充電残量が少なく充電機と繋がっていない場合は端末がアップデートを実行してくれません。
充電器に繋がれていれば主に夜間など端末を使用していない時にアップデートが自動で行われます。
寝てる間にアップデートが終わるので自動アップデートを活用すると良いでしょう。
PCでアップデート!
端末に特に問題がない状態でも何らかの原因で正常にアップデートが行われない事が稀にあります。
iPhoneの場合、PCと繋いでiTuneよりアップデートを行う事でアップデートが可能な場合があります。
最終手段の強制アップデート
上記の手段を駆使してもうまくアップデートが行えない場合、最後の手段としてPCより工場出荷状態にリセットする事で初期化と同時にシステムのアップデートが行なえます。
関連ページ(Apple公式):iPhone、iPad、iPod を初期化する (工場出荷時の設定に戻す)
※ただし、この場合は端末内のデータも全て失ってしまう為バックアップを取る必要もあり、最終手段といえます。
OSアップデート対象機種と必要性
定期的に行われるアップデートではアップデートにはシステムの不具合改善、セキュリティ面の安全性アップデート、新機能の追加といった事まで行われます。
大きなアップデートを重ねるごとに端末の性能に対する要求の上昇や搭載している部品による制約もあり、ある段階からアップデートが提供されない機種が出てきます。
(android系端末ではアップデートの保証を○回まで保証という形で販売時にメーカー等から情報が公開される事も)
iOSにおけるアップデートとしては以下の様な内容が過去に行われました。
・緊急アップデート
・セキュリティ対策
・新機能の追加
・写真内の文字認識機能
・マスクを付けた状態でのFaceID利用
・パフォーマンス改善
・バッテリーの消費スピードの改善や安定化
特に、セキュリティ関係のアップデートは行う必要性が比較的高いと言えます。
ハッカーによる攻撃やセキュリティの問題は常に防御対策とその突破のイタチごっこであり、ハッキングされた弱点の修正が行われると次の弱点を探し出される……という繰り返しとなっています。
先日は5月2日に緊急のアップデートが配信されています。
Apple最新バージョンのiOS16対応機種
iPhoneではiPhone7を含むそれ以前の端末が既にアップデート(iOS16)の対象外の機種とされています。
iPadではiPad mini4、iPad4、Air2を含むそれ以前の機種がアップデート対象から外れています。
年々非対応の端末が増えていくと予想され、次の非対応機種としてはiPhone8やiPadmini5、iPad5や 初代iPadが非対応となる可能性が出ています。
アップデートが終了してもすぐ使えなくなるわけでは有りませんので、焦る必要はありません。
しかし古い端末はシステム面から早めの買い替えが良いと考える事も出来るということです。
当店はiPhoneやiPadの買い取り店であり、早めの買い替えをお考えの場合はお手伝い出来ることもあるかもしれません。
買い取りの他、販売の取り扱いのある機種についてはページ下のバナーより是非、一度ご検討下さい。
文:玉谷