2023.6.27

iPhone/AppleWatchの衝突検知機能の使い方と緊急通報機能

先日北海道において派生したバスとトラックの衝突事故では、事故発生より11分で救急が到着。
痛ましい事故でしたが、事故通報の背景には乗客のスマートフォンによる通報機能があったと言われています。

緊急通報機能

スマートフォンは緊急通報機能や事故の衝突を検知し通報を行う事ができる機能を搭載しているものもあり、iPhoneはその代表的な機種の一つとなります。
※Pixelにも同等の機能が使えるアプリが提供されているとのこと。

関連ニュース記事:Pixel(androidスマホ)の緊急情報サービス(外部サイト)

衝突事故検知機能

衝突事故検出機能はiPhoneと一部のandroidスマホに搭載された機能。
スマートフォンのセンサーが衝撃や加速度の変化を事故と判断した場合に位置情報と共に緊急通報を行う機能です。

緊急通報機能では番号入力が不要、画面ロック状態でも警察などへ通報発信が可能な機能となっています。
とっさの状況や手が動かせない、意識を失った場合でも救急や警察へ通報を可能にする為のシステムです。

通報機能の使い方と設定方法

端末には初期の設定で緊急通報機能が設定されていることも少なくありませんが、実際の緊急事態より前に一度実際の使用方法を確認しておくといいろ安心です。

操作の設定等についてはiPhoneやandroidスマートフォンで設定から確認すると設定できます。

緊急通報機能使い方
iPhone7(iOS15.7.5)←【左右それぞれ機種が違います】→iPone11Pro(iOS16.4.1)
機種やOSによっては設定可能な項目にも差がある場合があります。

緊急通報を行う際の操作を設定する際には、オプションとして緊急通報を目立たず行う設定もあります。
ストーカーや不審者に尾行されるといったシーン等、通報を相手に気づかれたくない状況でも通報ができます。

この他にも事前に設定することで、通報機能を利用した時に特定の相手へ自動で緊急通報を起動した事を共有する機能も搭載しており、自身の状況について家族などへ連絡可能です。

※「目立たない形で通報」機能がオフの場合、通報機能利用時に大きな警報音を鳴らします。
(災害時の緊急アラームと同等の音量、音であるため非常に大音量です)
想定する利用方法ではオフにする必要もあるかもしれません

AppleWatchで緊急通報を行う方法

AppleWatchにも緊急通報の機能が搭載されています。

※AppleWatchで緊急通報機能を利用するためには、Wi-Fi環境下での通信が可能であるかもしくはセルラー機能が利用出来る場合になります。
iPhoneとペアリングしている場合でも緊急通報の操作がAppleWatchで行えます。

AppleJapanによる公式動画

衝突検知

事故に関する報道でも話題となったスマートフォンの衝撃を検知し通報する「衝突事故検知機能」はiPhoneに搭載されています。
この衝突事故検出機能は、スマートフォンが加速度の変化や衝撃をセンサーで検知するほか、同時にマイク等で拾った周辺の音も事故の判断に使われ、これらのセンサー情報(加速度、周辺環境音など)を総合して最終的にはコンピューターが事故の可能性を判断し、通報の確認を行います。

事故の可能性を検知した場合、音声メッセージ等も介して応答を求め、所有者からの応答がない場合に実際の緊急通報が自動で発信される事になります。

衝突事故検知機能が利用できる機種は、現時点ではiPhone14シリーズとなっています。
実例として機能が役立った事例が生まれているため、文字通り安心を買うという意味でiPhoneの買い替えもアリかもしれません。

AppleWatchでは転倒検出機能がある

AppleWatchでもiPhoneの衝突事故検知機能と同等のものとして転倒検知機能があります。
通報機能と利用するためには、AppleWatchがWi−Fi環境下にあるか、セルラー機能を利用している場合になります。
※iPhoneとAppleWatchをペアリングして、同時に携帯している場合はAppleWatchにのみ通報通知が出現します

 AppleWatchの検知機能に対応している機種は現時点ではApple Watch Series8、Apple WatchSE (第 2 世代)、そしてAppleWatch Ultraとなっています。

誤作動もある?

便利な機能ではありますが、一方で検知や通報機能による誤作動の報告もすくなくありません。
通報機能には自動でも一定の猶予がありますが、気付かない場合や停止が間に合わなかった場合は発信されてしまいますが、誤って通報してしまった時は一旦実際の応答を待ち、誤作動や間違いである事を伝える事が大切です。

発信後に切断や応答がなかった場合、実際の状況が不明であるため、受信側としては誤報の判断が行えない為です。
状況不明であることがかえって受信側の負担を強いる事になりかねない為、誤報だと伝えることが大切です。

関連記事:スマートフォンから自動で発信する機能について(総務省・消防庁)

買取情報

折角の通報機能ですが、万全に使用するには最新のOSと最新の機種が必要です。
買い替えたいと考えるなら当店や下取りを活用するのがオススメです!

iPhone13

128GB  【美品】〜66,000円 【使用感あり】〜62,000円

256GB 【美品】〜78,000円 【使用感あり】〜74,000円

512GB 【美品】〜85,000円 【使用感あり】〜81,000円

AppleWatchseries7

GPSモデル

41mm 【美品】〜32,000円 【使用感あり】〜29,000円

45mm 【美品】〜34,000円 【使用感あり】〜31,000円

Cellular

アルミ41mm 【美品】〜33,000円 【使用感あり】〜30,000円

アルミ45mm 【美品】〜35,000円 【使用感あり】〜32,000円

ステンレス 41mm 【美品】〜43,000円 【使用感あり】〜40,000円

ステンレス45mm 【美品】〜44,000円 【使用感あり】〜41,000円

文:玉谷

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