2023.4.18

iPadの中古は大丈夫? 気になるポイントを紹介!

iPadシリーズはタブレット端末の中でもとくにメジャーな製品群。
価格と性能のバランスが良く、基本モデルにおいては同価格のPCよりもiPadを購入してパソコン代わりとする方が快適とさえ言われています。
コスパの良いiPadですが、Android系の格安タブレットと比べると少し高価と感じる場合も。中古品の利用はコストパーフォーマンスを高める事が可能な選択肢です。

購入する前の注意点はある?

中古でiPadを購入する時、中古品である事を理由になんとなく不安を感じてしまう方も少なくないと思います。
中古品は使用が可能(動作確認済)である事が前提。
そのため新品購入時に確率で存在する初期不良や突然死が起きるハズレ個体をある程度避ける事も可能です。

いくつか注意点を抑えてしまえばコスパの良い中古品を探すのも宝探し的で面白いかもしれません。

iPadのモデル選択

iPadは基本の無印と言われる機種に始まり小型のminiモデルや高性能型のAir、豪華仕様版のProモデルが存在します。
購入前にそれぞれの特性や自身の需要(何に使うのか)を考えておくと失敗がなくなります。
特に無印iPadとそれ以外のモデルでは周辺機器やアクセサリーの対応状況が変わってしまう事があります。

Proシリーズ
その世代(販売年式)で特に高性能に設計されています。
iPad全体でも一番大型である12.9インチのモデルもiPadProでのみ提供されています。

Airシリーズ
無印とProの中間に位置する製品で、Proシリーズに比べると液晶やスピーカーといった細かな部分で廉価仕様として差別化がされており、一方で周辺機器の対応や処理能力はPro並であり通常のiPadシリーズより優れています。
通常のiPadより少し高価ながらPCの代わりに使用したいと考える場合ではより有力な選択肢となっています。

無印シリーズ
iPadとして通常のモデル。iPad9までは液晶画面がタッチガラスパネルと個別の部品として組まれていました。
性能と価格のバランスが特に優れたコストパフォーマンスの高いタブレット端末となっていますが、最新のiPad10でもAppleペンシルが初代のみ対応である等、周辺機器の対応状況には注意が必要です。

※液晶とガラスパネルが一体化した物はフルラミネーションディスプレイとしてAirやPro、Miniにも採用されています。特にペンシル使用時にペン先に空間がない為、ズレが少なく書きやすいという恩恵がありました。

miniシリーズ
小さいのが特徴。意外と大きい10インチ級iPadに対し、タブレットもできれば小さいほうが良い、という方にオススメ。
小型ながら性能も通常のiPadど同等で、Appleペンシルにも対応しています。

画面のサイズに関しても大きさは後から変更出来ないので購入後した後に「意外と大きい」「思ったより小さい」と感じるかもしれません。
各モデルのサイズや製品使用については一度実物を見ておくと良いかもしれません。

関連記事:iPadシリーズ等タブレットのサイズを比較

cellularモデルはSIMロックに注意

iPadは基本的にWiFi環境で使用することを想定しているかもしれませんが、スマートフォンのようにWiFiを利用せずキャリア回線を利用することが可能なcellularモデルが存在しています。
便利な反面、中古購入の場合はそのiPadのSIMロックやネットワーク制限に注意しておく必要があります。

cellularモデルの見分け方

iPadがWi-Fiモデルかcellularモデルであるかの判別方法は、側面にSIMカードスロットが有るか無いか、及び端末にアンテナラインと呼ばれる物が有るかどうかで判別が可能です。

cellularモデルはiPhoneのようにSIMカードを利用してデータ通信が可能ですが、スマホと同様にSIMロックや利用制限も気にしておく必要があり、仮に制限が掛かるとせっかくのcellularモデルでもWi-Fi回線しか使えない……という事も有りえます。cellularモデルの購入ではご注意下さい。

関連記事:iPadにもSIMロックがある?

購入する時のポイント

購入する直前でもその端末が中古商品の場合、気をつけておくと失敗が避けられるかもしれない要点があります。
購入するお店や相手次第では確認が難しい場合もありますが、知っておくとトラブル回避に繋がります。

バッテリーの状態

バッテリー最大容量

中古端末業界ではバッテリーの状態の良し悪しを確認することが1つの常識と言って良い状況になっています。
スマートフォンのみならず、多くのモバイル機器でバッテリー搭載製品が増えている事も背景の一つ。
バッテリーは充電と放電を繰り返す中でだんだんと劣化していきます。
普段の生活で「バッテリーの減りが速くて最近は一日持たなくなった」という経験のある方も少なく無いと思いますが、これが劣化のサインといえます。

劣化具合の確認方法としては、主にバッテリー最大容量を指標としています。
最大容量の確認方法はiPhoneの場合では設定画面から確認が可能ですが、iPadでは確認用のアプリ(coconut Batteryなど)を利用する必要があります。
外観で確認する場合は端末が膨らんでいる(バッテリーが膨張していない)かどうかを確認します。

中古購入の場合も確認が難しい場合がありますが、店によってはバッテリーの最大容量を公開している場合があるので、その中から選ぶと失敗を避けやすくなります。

バッテリー最大容量の目安として、90%以上であればとりあえず正常と考えて良いと思いますが、80%前後になると少し注意が必要です。
iPhoneなどではBTの劣化具合から交換修理が必要と判断される場合はメッセージが表示されます。

BTの最大容量を表記しているお店は比較的信頼できるお店と考えることも出来そうです。

 

液晶内部のホコリに注意

液晶の中にホコリ

iPadは一部の機種で液晶画面とタッチ画面(ガラスパネル)の間に空間がある構造となっており、その空間がホコリの侵入や付着の原因となる場合があります。
中古商品によっては操作に影響が無いもののガラスの内側にホコリが侵入、付着してしまっている場合があります。
通常はタッチの操作に影響は無く、小さい物であれば映像を映していると分からない事もあります。
除去は難しい構造となっているので気になる場合は注意しておくと良いでしょう。

 

iPad買取情報 買い替えなら下取りの活用も

iPadの買い替えを行う場合、中古端末の購入と合わせて端末の売却も併用すると良いかもしれません。
最新機種への買い替えでもiPadの下取りはオススメです!

iPad9 Wi-Fiモデル

64GB 【美品】〜30,000円 【使用感あり】〜27,000円

256GB 【美品】〜51,000円 【使用感あり】〜48,000円

Air4 Wi-Fiモデル

64GB【美品】〜52,000円 【使用感あり】〜49,000円

256GB【美品】〜64,000円 【使用感あり】〜61,000円

Pro11インチ第3世代 Wi-Fiモデル

128GB【美品】〜74,000円 【使用感あり】〜69,000円

256GB【美品】〜79,000円 【使用感あり】〜74,000円

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修理担当リーダー
たま

【 実績・経歴 】 2021年7月入社 ・端末修理担当 ・修理担当リーダー ・年間約3,200台を修理 【 休日の過ごし方 】 家でAmazonの安売りを見ている 【 好きなもの 】 パソコン、ゲーム、馬

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