状態が気になるバッテリーを確認するには?
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バッテリーの状態を確認するには本体の設定から詳細を確認する方法やアプリを利用するといった方法があります。
他にも特にバッテリーの状態に問題がある場合は外観や動作でバッテリーの劣化や故障を推定することが可能です。
外観で判定する
バッテリーに重大な問題(バッテリーの物理的な膨張)がある時は外見で判断出来る事も。
判定する場合、典型的なものでは液晶画面が割れてしまっていたり、本体と液晶の間に隙間が出来てしまう事があり、こうなると手遅れという他有りません。
手遅れになる前に、液晶画面のにじみや端末を横から見た時の変形など軽症である内に確認できる場合もあります。
スマホやタブレットの本体設定で確認する
設定内で情報が確認できる機種であれば本体から確認が可能です。
通常、端末の「設定」からバッテリーの項目や端末情報といった項目で確認できる様になっています。
機種がバッテリーの状態を確認出来るようになっている場合は設定などで簡単に確認できす。
Androidは特に機種によってバッテリーの情報を確認する方法が違うため、調べておく必要があり、ipadや一部のAndroid機種では端末で確認出来ない場合があります。
アプリをインストールして確認出来る?
iPhoneは本体の設定より確認が可能なため状態確認用としてのアプリのインストールは不要です。
iPadでは本体で確認出来ない為、当店でいくつかのアプリを試してみましたが、iOS端末ではアプリをインストールしてもバッテリー最大容量の確認出来ない可能性が高そうです。
ただし、バッテリーのテスト(充電による使用時間や電圧といった点の性能スコアチェック)アプリを試したい場合は必要に応じてインストールするのも良いかもしれません。
しかし一部のアプリは広告が極端に多く、中には怪しいアプリも交じっており、あまりオススメ出来ません。
アンドロイド端末向はAccuBatteryで可能
本体機能でバッテリーの状態が確認が出来ないAndroidスマホの場合では端末へバッテリー確認用のアプリを入れる事で確認が可能になります。
Android搭載スマートフォン向けにはバッテリー確認アプリとして[AccuBattery]があります
特にアンドロイドでは本体より確認が出来ない端末もあるため、バッテリー確認用のアプリとしてこちらが定番となっています。
アプリ起動後、健康度項目の設計容量をメーカーが公開しているバッテリー容量に設定しておくと端末の使用状況のデータからバッテリーの状態(容量)を測定して確認できる様になっています。
使用状況を元に推定するアプリの仕組みで多少の誤差は予想されますが、簡単に使える点は大きなメリットです。
関連外部リンク:AccuBattery(Google playストア)
iPadはパソコンと接続して確認する
iPadに限ってはパソコンを使用して確認する必要があります。
関連記事:バッテリーの劣化したiPadも減額無しで買い取り可能
iPadは本体の設定アプリなどではバッテリーの最大容量や劣化具合の確認方法が有りません。
そのため、確認する場合アプリを使用してバッテリーの劣化具合や充電回数といった数値を確認することになりますが、パソコンのソフトを使用する方法があります。
iPhoneやiPadといったiOS端末用のパソコン向けアプリとして、Macの場合は[coconut battery]が代表的。
Windowsでは[iMazing]が容量確認が可能なソフトとしては有名です。
バッテリーが劣化すると何が起きる? 劣化の目安
端末の使用に伴って充電と放電(BTの消費)回数が使用する期間と共に増えていきます。
使用を続ける中で少しずつその性能は低下していきますが、その結果引き起こされる一般的な問題がいくつかあります。
バッテリー最大容量の劣化目安については、バッテリー最大容量が80%を切る前後が1つの目安。
一日に一度ぐらいのペースでバッテリーの消費とフル充電を行う場合、二年程度(満充電500回分〜)ぐらいが使用期間として目安になりますが、使用状況で差が出るため実際の使いやすさから
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充電したバッテリーの減るスピードが速くなる
バッテリーは劣化が進むにつれ新品時と比べるとフル充電で貯められる電力が減って行きます。
結果、朝充電していたのに夜まで持たない、といった事態が引き起こされます。
他にも端末が重い処理を行う時、電力を激しく消耗する事に合わせて発熱が激しくなる事や正常に電力が供給出来ずアプリや端末の動作が極端に重くなるといった事態も引き起こされることがあります。
物理的にバッテリーが膨らむ
目立つBTの異常としてバッテリーが素材から出たガスで膨張してしまう現象があり、膨張したバッテリーがスマホを内部から押し出そうとする結果、液晶を破損させてしまう事もあります。
外観でも比較的簡単に確認でき、他の故障(部品の破損など)を誘発させる事もあるため、バッテリーが膨張している場合は当店でも減額等の対応となるため、膨張している端末の買い取りについてはその状態を一度ご連絡ください。
端末が起動しなくなる
通常、バッテリーが劣化していく事による性能低下のペースは緩やかであり、期間としても1日1回の充電では2年程度は問題なく使える事が一般的な状況す。
しかし個体の差で突然電源がつかなくなる、膨張するといった事態が起きると最悪の場合は端末の正常な起動が不能となる場合もあり、全く電源がつかない場合やAppleのリンゴマークが点いたり消えたりを繰り返す状態に陥る事があります。
このような場合はApple正規サービスで修理、交換といった対応をしてもらうか、市井の修理店などでバッテリーの交換や状態の検証をしてもらう必要があります。
膨張したバッテリーは発火しない?
バッテリーの膨張や劣化で心配な事として、端末の破損以外にも火災や爆発の可能性を心配した事はないでしょうか?
バッテリーが発火してしまう理由としてはショートによる放電と伴う発熱が理由として挙げられ、特に充電されている電力(エネルギー)が大きいほど発火の危険性は上がります。
膨張する理由は、バッテリーに使用されている素材が劣化によってガスを発生させるため。
ガス自体の可燃性については成分から可能性はあると言えますが、膨張したら炎上爆発を起こす
発火する原因としてはりショートと発生した高熱が原因と考えられますので高熱や変形破損によるショートを回避する事で火災の可能性を低くすることが可能だと考えられます。
※火災や爆発するリスクは高くないと考えられますが、安全の為にバッテリーが膨張したら早めの修理や交換といった対応を購入した販売店や修理業者で相談するのが絶対オススメ!
特にショートの原因となる破損や発火の危険性が上がる高熱を避け、バッテリーを物理的に痛めない為には、尻ポケットに入れたまま座ったり夏場の車内放置といった行為は避けたほうが無難そうです。
当店はバッテリーが劣化しても買い取りOK 減額無し!
当店の場合、バッテリーの劣化のみを理由とした買い取りのお断りや減額は有りません。
スマートフォンやタブレットの買い取りや中古売買ではバッテリーの状態を気にされる方も多く、減額の有無についての問い合わせを頂く事
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iPadを売るときも同様に、バッテリーの状態が劣化していると減額となるかどうか気になる方も少なくないと思いますが、バッテリーの劣化による膨張や液晶の割れ、にじみ、電源が立ち上がらないといった他の問題が発生していない場合、減額は有りません。
ぜひ当店のご利用をご検討下さい。
文:玉谷