iOS17目前！　OSアップデート対応機種はiPhoneXs以降に

Apple社による発表イベント、WWDC2023において15インチMacBookAirやAppleVisionProといった新製品の紹介と同時に各種製品のOSアップデートも予告されました。

新製品について見どころのある発表会だったと思いますが、一方で実際生活に関わる出来事としてはiOSのアップデートこそ重要だと言えます。

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iOS17予告

OSのアップデートはiPhoneのiOS17を初め、iPadやAppleWatch、Mac、AirPodsといったApple製品で行われる予定です時期についてはベータ版は先行して来月（iPhone,iPad,AppleWatch）予定されている他、Macではすでにベータ版の提供が始まっています。

関連リンク：iOS17プレビュー（Apple公式）

それぞれ正式なOSアップデートのリリース時期は秋頃と予告されています。

アップデートにおいてはアプリの機能拡張や追加のシステムなど気になる事も多いですが、もっとも重要な事柄としてはやはりOSアップデートの対応機種だと思います。

iPhone:
iPhoneXsや同じ世代となるiPoneXRを含むそれ以降の機種となります。
iPhoneSE(第２世代）もアップデート対応しています。

iPad:
iPad第6世代を初め、iPadmini（第5世代）、iPadAir（第３世代）が対応します。
またiPadProではサイズ別に12.9（第2世代）、11インチ（初代）10.5（初代）以降が対応となっています。

AppleWatch:series4以降

Mac:MacBook Air, Mac Book Pro ,Mac miniは2018年以降
※iMacやMacStudio等については割愛　Appleより確認してください

以上、それぞれアップデートの対応予定の機種となっています。
お使いの機種は大丈夫でしょうか？
中でもスマートフォンではiPhone8と同時にiPhoneXもアップデート対象から外れてしまっています。
一度に2つの機種が対象外となったことに驚いている方も居るかもしれませんが、実は発売時期が同年であるほか、搭載しているコンピューターチップ（SoC）も同じものでした。

アップデート対象外になってしまったけど……大丈夫？　

対象外となってしまった機種をお持ちの方としては気がかりなのがOSアップデートの必要性ではないでしょうか？
まず、アップデート対象外となっても端末が物理的に壊れる訳では無いので今まで通りの使用は可能です。
いくつかの要素を前提に、注意しておく事はあるものの使用状況によっては急いで買い替えを行う必要はありません。

１.アップデートはセキュリティ対策も兼ねている

OSのアップデートにおいては、端末の脆弱性（ウイルスやハッキング）の対応が含まれている場合があります。
単にウィルスの検知能力の向上が行わる場合や搭載しているハードウェアがもつ弱点の改善など。
セキュリティ面のリスク解消や対策が盛り込まれる事もあります。

２．機能の改善が行われている場合がある。

バッテリーのパフォーマンス改善や細かな動作や操作上の不具合（バグ）の改善がアップデートによって解消される場合があります。大きなアップデートでは不具合も出やすい傾向があります。

また、アプリに新しい機能が追加される場合があります。
一例として、画像文字認識はOS15以降のアップデートが必要であり、後のiOS16アップデートによってビデオでも使用可能と機能が拡張されています。

３.OSに非対応のアプリが出てくる可能性がある。

OSで制限のあるアプリ — 話題のChatGPTアプリ版もOSバージョンを要求しています

端末のOSアップデートに合わせて各種アプリ側も対応する為のアップデートを行いますが、合わせてサポート外とする機種が生まれる場合があります。
アプリ提供側として対応するOSバージョンが多くあると負担となる等の理由が考えられます。

新しくリリースされるアプリについても同様の事が考えられます。
アップデートによって追加される機能を前提としたアプリ等では必然的に古いOSの端末では使えなくなってしまいます。

※以上については一部を除き過去の実際のアップデートの内容を示すものでは無いため、正確な情報については使用している機種のアップデート内容は実際に公式発表などを確認をお願いいたします。

今後にむけてiPhone8/Xを買い替えるなら？

今後のアップデートも見据え今回対象外となった機種はiPhone8系,iPhoneXですが、買い替えを考える場合は来年以降のアップデートも考えて選ぶと良いかと思います。

今回のアップデートでは2つの機種シリーズが対象外となってしまいましたが、理由が販売年式や搭載しているチップによる物と推測すると、iOS17以降、iOS18アップデートではiPhoneXR,iPhoneXsが対象外となる可能性が高くなります。

買い替えてもすぐ次のアップデートで対象外となると少し勿体ない為、iPhone11やiPhoneSE2以降の機種への買い替えがオススメと言えそうです。