リーク情報とは?
iPhoneの新型については、毎年の秋にあるAppleの発表で詳しく知ることができ、このときの発表がそのままiPhoneの最新モデルの公開と発売予告となります。
しかし、この発表会より以前に新モデルの製品仕様についての内容について伝えるメデイアが少なくありません。
いわゆるリーク情報と呼ばれるタイプの情報です。
何処から生まれるのか?
リーク情報はその内容は様々で、一般ユーザーの単なる予想から生まれる物に始まり、経済系の分野では証券アナリストによる情報からの予測、公開される商標や特許情報といった物や場合によっては従業員や関係者からの流出した情報まで様々です
リーク情報の性質は?
リーク情報はその出処によって大きく信憑性が変わって来ます。
そもそも企業の機密情報でもある未発売製品の情報が公式発表を待たず流れている訳であり、信頼性については一考の余地があります。
ただし、リークという形で先行して情報を出すことでユーザー側の反応を伺う場合や株価対策等としてある種意図的な流出が行われる場合もあり、これらはある程度の信憑性があるといえる一方で撤回の可能性もあります。
リークという形を取りつつも、ただ単に各種メディアやユーザーが新製品ということでエンゲージメントやフォローといったSNS上での反応を集めるための物も中には存在します。
噂や妄想、あるいは本物の機密情報まで、情報が交錯するのは新製品への期待感の現れといえます。
iPhone15はどうなる? リーク情報表をつくってみた
数あるリーク情報もとに実際のiPhone15はどうなるのか、またリーク情報の中から何が正解だったのか想像するのも楽しみの一つで、もし正確なリーク情報であった場合はその情報を公開した出所は予測能力、もしくは情報の正確性がより信頼できると言う事も可能です。
いくつか確認したリーク情報からピックアップした表にスタッフで印を付け、予想と期待値を表してみました。
◎は本命。新型iPhoneへの搭載をほぼ確実と予想する物
◯は対抗。少し可能性は下がる物の、高確率で実現すると考える物
△は中穴。採用の可能性は少し低いと考えるが可能性としては有ると思う物
※印を付けていない物は印の数を5つ程度にしている他、予想者が重視していない物になります。
予想:環境面から考えると「当たり」情報は?
USBーC実装は確実視
確実視される物としては充電や周辺機器への接続コネクタへのUSB-C採用。
コレについては細かい使用に関する物は一旦置いておくと、EUにおけるコネクターの使用関係の規制案という社会的な状況が大きなAppleにも影響があったと考えられます。
また、既に中国などの製造に近い国の在住エンジニアからUSB-Cコネクターを採用したであろう部品の写真が公開されている事から、iPhone15へのUSBーC採用はほぼ確実と考えても良さそうです。
カメラの進化、ペリスコープカメラの採用はあるのか?
カメラの性能には物理的要因で制約があり、特に望遠やズーム機能については実現するためにはペリスコープ方式でのカメラユニットを採用する事が解決策として見込まれ、採用しているスマートフォンも現存することもあり近いうちにiPhoneへの搭載も予想されています。
ただし、上位機種からの搭載と予想されるほか、搭載機種についてもiPhone16以降という考えもあります。
コスト面の問題などから後ろにずれる可能性や採用の見送りも可能性としては有り得そうです。
同様にコスト面を考えると全機種(Pro以外)でのメインカメラが高画素化する可能性についても少し低くなりそうですが、販売価格の上昇に合わせた付加価値として搭載されると考えるのもアリそうです。
リーク情報は沢山あります
人によって重視する部分は様々だと思います。
重視する部分に合わせてスマホを選ぶ方や、好きな機種に重視する部分を強化してほしいという気持ちも。
新機種発表を目前として情報をおさらいしておくのも良いかもしれません。
デザイン
デザインの変更に関しては予測が難しい部分だと思います。
Dynamicilandやカメラ(背面デザイン)に関してはリーク情報を参照し、ケースやフィルムといった部分のデザインから逆算して予想が生まれている傾向があります。
また事前にリークされる外見モデルも想像や予測によって3DCGモデルを作っており、精度の点では話半分という印象が常にあります。
モデルの呼称、材質についてはiPhoneと対になるAppleWatchが一つの指標になるかもしれません。
Apple Watchでは既にUltraモデルが存在している他、チタン素材を利用したモデルも有るため製造での素材の扱いやモデルの整理統一という点では良さそうに見えます。
また、ノッチの廃止や全モデルへのDynamiciland採用についてはディスプレイの生産体制にあわせた下位モデルへの普及という面も有るのでは、と考える事もできそうで、この場合はディスプレイのリフレッシュレートや常時点灯機能も少し期待ですが、これまでの差別化を考えると単なるノッチ廃止とデザイン統一となるかもしれません。
Androidスマホでは廉価モデルでも高リフレッシュレートの端末が増えている印象がある為、個人的には搭載の欲求があります。
カメラ
カメラに関して例年、画素のような基礎の性能の向上と、ソフトウェア周辺環境の向上が行われています。
15においては上位のProモデルへのズームの強化が可能なペリスコープ型カメラの搭載やProモデル以外での高画素化が期待されています。
現在のiPhone14では、Proモデルでは4800万画素ですが、それ以外のモデルでは1200万画素となっており、iPhone15ではProモデル以外でも画素数の向上が有るのではないかと言われていますが、カメラユニットの高性能化はそのままコスト増加につながる為、Appleがどう判断するか注目です。
こちらもAndroidスマホではカメラの性能を売りにした普及機種も多く、対抗として全モデルへの高画素化の期待も強いのではないかと思います。
性能の上昇は?
性能については搭載SoCが新しい物(A16→A17)になる場合、例年にのっとった性能向上が期待されます。
例年ではチップ処理性能の上昇ペースは10%から20%程度である事が多く、体感ではあまり性能の向上はわからないかもしれません。
一方で性能向上と同時に省電力化も進むため、バッテリーの性能向上と合わせて充電の持ちは良くなるのではないかと考えられるため、この点では体感した性能向上が期待できる……気がします。
またiPhone14に続き旧世代のチップと平行してモデル感の差別化を行う可能性も高く、Android端末でも同様に、旧世代のチップを採用する機種も増えており、古いチップでコストを抑えるトレンドがスマホ界に生まれている印象があります。
関連:スマホの性能比較表
価格は上がる?
価格については国内価格と海外価格で話が変わる可能性があります。
たとえば、基準となるであろうアメリカでの販売価格(米ドル)では値上げが行われない場合でも日本国内では円価格となるため、発売時期に合わせたドルの日本円レートによっては日本での販売価格は大きく上昇してしまう可能性があります。
すでに15Proの値上げ、という形で販売価格の値上について可能性が高いと考えられています。
Appleは販売国への単純な為替換算だけでなく販売戦略に合わせ地域ごとに価格を調節している様子があり、正確な販売価格を予想するのは難しくなっています。
ただし昨年の為替推移と大きく状況が変化しているわけでは無いため、ドル価格での値上げが無い場合はiPhone14シリーズの価格と同程度と考えることができそうです。
旧モデル(iPhone14シリーズ)参考価格
iPhone14 128GB 価格ドル(円);$799(¥119,800)
iPhone14 256GB 価格ドル(円):$899(¥134,800)
iPHone14Pro 128GB 価格ドル(円):$999(¥149,800)
iPHone14Pro 256GB 価格ドル(円)$1099(¥164,800)
もし買い替えるなら……
今回の新型、iPhone15は確実視されているUSB-Cコネクタという点もあり、事実であれば買い替えのメリットも大きくなってきそうだという期待感があります。
一方で為替レートやモデルチェンジに伴う価格高騰も予想され、買い替えには販売価格が大きな負担と感じるかもしれません。
当店はiPhoneを始めiPadやApple WatchなどApple製品の買い取りサービスを行っています。
買い替えをお考えの場合はぜひ一度買い取り価格をご参考ください! 売却と合わせると意外と少ない負担で最新機種の購入が行えるかもしれません
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