スマートフォンは現在、iPhoneとAndroid(アンドロイド)という2つの分類が大きく存在しています。
当店はiPhoneを専門とした買い取り&販売のお店ですが、実際のところiPhoneとアンドロイドの違い、どちらが良いのかつい気になるところではないでしょうか?
どっちが人気? -AndroidとiPhoneのシェア差は?
まず、一般的な部分としてiPhoneとAndroidのシェア差は次のようになっています。
日本
国内におけるスマートフォンのシェアはiOS(iPhone)が約68% Android約%24 不明6% その他2%
グラフは提供元の収集方法(ブラウザやサービスへのアクセスしたモバイル端末の統計)により、このためApple他各社Android系でも内訳としてメーカー上位とそれ以外という並びになります。
※収集期間は22年9月から約一年間
少なくとも国内ではAppleが最大手で、残りを各社が分けているという形です。
グローバルにおいて
日本や海外合わせた世界的なシェアとしてはiOS約29%アンドロイド約61% 不明4% その他6%
メーカー別で見た場合はAppleは大手、首位のシェアを持つスマホメーカーの立ち位置ですが、搭載OSの観点ではAndroidに負けています。
Appleとサムスンが過半数のシェアを持ち、残りを各メーカーが分け合う形。
背景 ー価格と性能、デザインの違い
国内におけるAndroidに対するiPhoneの大きなシェア獲得の背景には、iPhone発売以来の日本国内のスマートフォン事情が大きく影響していると考えられています。
発売が始まった頃の国内では国内メーカ製Androidスマホに対し、iPhoneはシンプルなデザインや使いやすい操作感と高い性能のバランスもあり国内メーカのAndroidスマホに対し様々な点でアドバンテージがありました。
現在では価格面においてはiPhoneの円安を背景とした高価格化、性能面ではiPhoneに対抗可能な性能を持つAndroid機種が増加していますが、過去におけるAndroidからiPhoneへ乗り換えたときの経験から現在でもiPhoneは高性能で使いやすいという印象や体験を持つユーザーの声を見かけることがあります。
国外においては価格競争等の点がより明確に現れているという分析があります。
特にiPhoneの販売価格は日本が安価な傾向で、海外においてはiPhoneはより高級品として位置のづけが顕著となっている事も影響がありそうです。
iPhoneとアンドロイドスマホの違い? -OSの違い
「スマホはアンドロイドのiPhoneを」
という冗談を偶にしますが、これは意図的にスマートフォンとアンドロイド、iPhoneをぐちゃぐちゃに混同しながら、興味がそこまでない場合(例えば筆者の両親など)実際に遭遇することが過去ありました。
OSとはオペレーティングシステム、つまりスマートフォンの処理系を制御し各種部品、カメラや通信など様々な機能を統括して制御するシステムで、アプリはそれぞれのOSにむけてバージョンが制作される事も少なくありません。
どちらも同じスマートフォンですが、搭載しているOSの違いが二者を分けます。
iPhoneはAppleの製品でiOSを搭載しているスマートフォン
アンドロイドスマホはアンドロイドOSを搭載したスマートフォン
踏み込むとiOSはApple社製品にはそれぞれの機器に対応する形で搭載がされています。
アンドロイも同様ながら、メーカによってはアンドロイドをベースとしたカスタムOSを採用し、スマートフォンにとどまらない、広い範囲で搭載が進んでいます。
iPhoneとアンドロイドはどっちが良い?
iPhoneとAndroidはOSが違い、これがそれぞれを二分しています。
それ以外の点においても色々、細かな点から目立つ部分では性能やデザイン等違いがある為、常にandroidとiPhoneではどっちがおすすめ? という疑問や興味は尽きないところ。
一方で実用性の部分でも特に性能については価格帯でみるとiPhoneやAndroidでも大きな不利有利は有りません。
※重い処理を考えた場合、同世代、同価格帯ではiPhoneの方が有利な傾向があります
初心者、初めてのスマホはiPhoneが使いやすい!
性能やサービス、サポート、価格など総合的な観点ではiPhoneはおすすめの機種だといえます。
価格については近年は円安とインフレから国内販売価格では高騰の流れがあります。
一方で廉価モデルであるSEシリーズといった選択肢もあり最新モデルであるiPhoneSE3は価格に対して性能もスマートフォンの中では高く非常にコストパフォーマンスに優れる機種です。
元々iPhoneはAppleが販売された時点でのスマホ業界では最も高性能となる様な仕様で設計し続けたこともあり、品質や仕様ごとの性能と信頼性も高く、廉価モデルであっても信頼性があります。
国内に限って言えばシェアの多さ(普及率の高さ)からメーカー公式以外でのサービスも多く、いざという時の対応でも選択肢の多さが魅力。
トラブル時のガイドも多くの人が記事を公開しています。
こだわりのデザインや仕様特化にはアンドロイドの多様性がメリット!
Android系スマートフォンは各社が様々な仕様でたくさんのモデルが販売されており、選択肢が多く目的にあった機種を見つけることが出来れば優れた選択となる場合があります。
沢山のカメラや巨大なレンズ、光る背面等、個性的なデザイン、ある高耐久やバッテリー入れ替え式のようなある目的に仕様が特化された製品はiPhoneには無い特徴ですが、一方で性能と価格のバランスについてはある程度調べておかないと比較的コストパフォーマンスの悪い機種に当たる場合も少なく有りません。
自分にあった機種を探すのも楽しみの一つですが、iPhoneシリーズに比べるとやや選択が難しい事情があります。
各社は想定している顧客むけにディスプレイやカメラ、コンピューター部品を組み合わせ、Androidのシステムを搭載して一つのAndroidスマホを販売します。
部品の仕様や品質の組み合わせ無限とも言える中で本格的にAndroidの性能を理解し機種を選びたい場合はそれぞれの部品に対してある程度の知識が必要になります。
まとめると
どっちがが一般的?
日本国内で普及しているのはiPhoneシリーズであり、普及している結果サポートやサービスも公式、ユーザー間での情報共有も盛んなメリットがあります。
機種選びでは?
詳しくなくても幅広い方が安心して使えるiPhoneはより初心者にも向いています。
知識や興味、仕様がハマる機種を探すならAndroidもおすすめ
その他
性能と価格では現在においては大きな差がない。
価格と性能のバランスではiPhoneは近年高騰気配で廉価モデル以外でのコストパフォーマンスはやや低下中。
Androidは仕様や価格に幅広い選択肢があるもののコストパフォーマンスの良い機種を選ぶには知識が必要。
スマートフォンは生活の必需品でありながら沢山の選択肢や新製品の発売ペースが早く、把握するのが大変です。
新しい製品への買い替えも回数が増えると負担となります。
買い取りや下取りを利用することも選択肢の一つとして、当店の買取サービスもご検討ください
文:玉谷