2024.2.24

スマホが安くなる? 残価設定のデメリットとオススメ

「残価設定ローン」とは?

一定期間後の売却価格を算出し、販売時に売却価格を差し引いいた上で月ごとの分割払いとする方法。
月間の支払金額を低く抑える事ができ、新製品を非常に割安で利用することが出来ます。
自動車業界などにおいては比較的普及している売買契約とされていますが、スマートフォンにおいても少しづつ広がりを見せています。

スマホの残価設定契約はキャリアの端末販売の流行り!

残価設定型のスマートフォンの販売については現在、auやSoftBank、Docomoの大手キャリアを中心に端末販売の方法の一つとして選択可能となっており、時期的なキャンペーン特典やMNP(回線切替)での特典も合わせると非常に安価にスマートフォンの購入(利用)が可能とされています。

残価設定型の広がりの背景としては、これまで活発に行われていた端末の値引き販売については、回線契約と合わせる前提の物であり、端末単体での販売を拒否する行為も見られたため※、総務省等より規制がすすめられた結果、抑制される形になりました。

※本来的には端末のみの購入であってもショップは販売する事が求められているところ、業態として回線契約を行われない場合値引き分を利用料金によって回収できなくなるため販売を断る行為があったとされています。

規制により抑制されたた結果、従来の大幅値引き販売に変わる方法の一つとして将来的には端末を買い取る(返却)事を担保として支払金額を割り引く残価設定型販売が行われています。

一定期間後に返却する事を前提とするため、支払いが滞るといわゆる「赤ロム」となりその端末では購入キャリアでの回線利用が行えなくなる為、転売目的での購入や契約を防ぐ側面もあるかもしれません。
また、返却のタイミング以降も返却せず支払いを続ける(通常の分割払いを行って購入する)ことも可能です。

※残価設定型の場合、返却や支払いの完了をせず買い取り店への売却は、トラブルが予想されますのでお止め下さい。

残価設定はどんな人にオススメ?

まず、最新の機種であっても少ない費用で一定の期間(およそ二年間)利用する事ができます。
このためスマートフォンを安価に利用したいという方にはそれだけで大きなメリットがあると言えます。

最終的には端末を返却するため、自分の所有品と言うよりはレンタルという印象もある一方で、携帯電はについては従来より毎年や二年程度で分割払いを設定し、支払いが終わるタイミングで機種変という方も一定数存在しました。

一定の期間事に新しい機種へ替えていく場合はかなり安価に最新の製品が利用できる為非常におすすめだと言えます。

残価設定型での端末契約にはキャリア会社のアカウントが必要ですが回線契約不要の端末のみの購入も可能なため、アカウントの管理や契約内容の把握が得意な方にもオススメ。

デメリットはある?

一定期間の間、安価に利用できる点がメリットである一方、注意する点もあります。

キャリアで販売されるスマートフォンの端末価格は機種によってはスマートフォンメーカー公式ストアからSIMフリー板を購入するよりも割高に価格が設定されている場合があります。
このため、分割払い料金も長期的な視点ではコストが高くなってしまう場合があります。

また、返却時期など契約内容を把握する必要もあるため把握が苦手な人には向いていないかもしれません。
特にキャンペーンやNMP契約特典といった内容次第でより安価に利用可能な場合があるため少なからず携帯ショップやキャリアの情報に目を通しておく方がより良いと考えられる為です。

また、返却(売却)時に査定が行われ、端末の状態でダメージがあると判断された場合は追加の料金支払が必要となる場合もあるため、こちらも注意が必要です。

長期的視点での「安さ」は?

残価設定型の場合、二年で返却する事で、24回目(24ヶ月)での支払い残価の支払いが不要となります
また、契約の内容によってはそれより短い期間での返却も可能となっています

関連:iPhone14シリーズドコモオンラインショップ販売価格
関連:iPhone13シリーズドコモオンラインショップ販売価格

単純にスマートフォンの販売価格という点ではキャリアではなくより安価に購入できるSIMフリー版を購入し、4年以上の長い期間で使用をするのが良いと言えそうですが、スマートフォン耐用年数も機種や性能、アプリやシステムのアップデートという観点も含めるとある程度のタイミングで買い替えは必要になります。

キャリアでの端末購入においては、表においては中古売買に対し安価とは言いにくい部分がありますが、ショップでの各種キャンペーンや型落ち機種(発売後1〜2年)を対象とした価格改定(セール)などによってより安価に購入することが可能な場合もあります。

中古売買では端末の状態と合わせて買い取り店の在庫事情で価格は上下する一方、基本的には年ごとの新製品の登場だんだん下がっていく傾向があります。
また、いずれの場合でも買い替えの回数が増えるほど実際の負担額も発生します。
簡易な故障は修理も視野に使い続けるのもありかもしれません。

もし機会がありましたらApple製品が対象となりますが、当店の買い取りサービスもぜひご検討くださいませ。
スマートフォンを長期ご利用されている方で修理等お考えの方は当店の姉妹店もお近くの店舗がございましたら宜しくお願いいたします。

合わせて読みたい関連ページ
関連:iPhoneはどこで買う? オススメの場所と方法
関連:スマホのベンチマーク。数字でスマホの性能比較が出来る! 
関連:買い取りに向けたよくある質問

姉妹店HP: 修理等スマホ関連専門店「スマホ堂」

  • ツイッター
  • フェイスブック
  • ライン
修理担当リーダー
たま

【 実績・経歴 】 2021年7月入社 ・端末修理担当 ・修理担当リーダー ・年間約3,200台を修理 【 休日の過ごし方 】 家でAmazonの安売りを見ている 【 好きなもの 】 パソコン、ゲーム、馬

お問い合わせはお電話でも受け付けております
受付時間 : 10:00〜17:00(日・祝日除く)

買取査定・お問い合わせ

無料・かんたん入力のオンライン査定です。

とりあえず相談したい方はこちらから!